トヨタ系のウォーターポンプはよく水漏れするので有名ですが、V6エンジンともなると腰が重くなりますね笑
ディーラーだと、とんでもない作業工数がでるのですがDIYで作業される方向けに作業のショートカットをご提案します!
今回はリフトアップしながらエンジンマウントを切り離しますので、リジットラックやジャッキは必須です!十分に注意して作業しましょう!
1.まずは車体の前部をリフトアップします。そして右前タイヤを外し、アンダーカバーの右横側を外していきます。そしてエンジンの硬そうな部分にジャッキを当てておいて、エンジンマウントを外す前準備をします。
準備ができれば上側からの作業にうつり、エンジン右側のエンジンマウントを外せるように周りのブラケット類を外していきます。冷却水のサブタンクも外しましょう!

2.その作業をしている間に、ラジエターのドレーンコックから冷却水を抜いていきます。冷却水は溝に捨てずに適切に処理してください笑
3.エンジンマウントが外れる手前までいけば、エンジンの下に準備していたジャッキを上げてエンジンを支えていきます。しっかり支えられたらエンジンマウントを切り離し、付近にあるウォーターパイプを外していきます。
4.次にファンベルトを外していきます。赤丸の部分がベルトテンショナーのプーリーになっており、工具をかけているところは逆ネジになっています。(右に回せば緩み、左に回せば締まる)ですので左方向に回せばテンションが緩み、ベルトが外せるようになります。ベルトが外れたらウォーターポンプのプーリーを外していきます。12mmのボルトで4本止まっているので、先の曲がったバールなどで緩めないボルト2本にかける形でプーリーが回転しないようにして緩めていきます。

5.ウォーターポンププーリーが外れたらいよいよウォーターポンプ本体を外していきます。この時、修理書やネット情報を見るとクランクプーリーを外すとなっています。僕も初めはクランクプーリーを外しかけたのですが、このボルトがとてつもなく硬い!笑
だめもとでクランクプーリーを外さずにウォーターポンプを外すことにしたところ、、、
簡単に外れました笑
結果、取付ボルトが気持ち外しにくいかもしれませんが、クランクプーリーは外さなくても十分作業できます!

あとは取り外した逆順で取り付けて行って完成!!通常の作業工数は20時間のようですが、この方法であれば3時間程度で作業可能です!エンジンマウントを切り離す作業になるので十分に注意して怪我のないようにしてください!