車のオイル交換って面倒ですよね。忘れたころに交換時期が来るので「あぁ、また車屋いかな…」と少し憂鬱になりますが、オイル交換の重要性を理解すると「早くオイル変えてあげないと！」という気持ちにきっと変わっていくと思います！
車のオイルって何があるの？
車にはいろいろなオイルが使われています。エンジンオイル、ミッションオイル、ATオイル、CVTオイル、ブレーキオイル、パワステオイル、デフオイル…などなどオイルは車にとって必要不可欠なものとなっています。今回はその中でもエンジンオイルについて解説します！
エンジンオイルは何をしているの？
エンジンオイルの仕事はまず金属部品の摩擦・摩耗を軽減させる潤滑作用、エンジン内部の隙間をふさいで爆発の力を逃げにようにする密封作用、エンジンで発生する熱を吸収して冷やす冷却作用、エンジン内の汚れを流す清浄作用、錆を防ぐ防錆作用の5つの仕事をしています。結構頑張ってますねエンジンオイル！この能力が低下してくるとエンジンに負担がかかってくるということですね！
交換の頻度は？
エンジンオイルの交換頻度ですが、乗用車（ガソリン車ターボなし）のメンテナンスノートには「15,000キロまたは1年」と書いてあります。「え？車屋から5,000キロまでには交換にきてねーといわれてんけど？？」距離にだいぶ乖離がありますよね。自動車メーカーの推奨する交換時期は、簡単に要約すると平坦路でとてもクリーンな空気で坂道や凸凹道がなく、信号のほとんどないような道路状況のことを想定しています。ですので日本ではそのような地域はごくまれなため、メーカー推奨の「シビアコンディション」に該当することになります。「シビアコンディション」になるとエンジンオイルの交換時期は半分の7,500キロまたは6ヵ月ということになりますので、目安となりやすい5,000キロを推奨する車屋さんが多いのですね。
